連合「マタハラに関する意識調査」

「マタハラ」をご存じですか?。

正式には、マタニティ・ハラスメントといいます。働く女性が妊娠・出産を理由とした解雇・雇い止めをされることや、妊娠・出産にあたって職場で受ける精神的・肉体的なハラスメントで、働く女性を悩ませる「セクハラ」「パワハラ」に並ぶ3大ハラスメントの一つです。

 

先日、日本労働組合総連合会(連合)が、マタニティ・ハラスメント(マタハラ)に関する意識調査について結果を発表しました。

 

今回の調査では、調査対象である20代から40代の女性626名(在職中)の中でも言葉も意味もよく理解していると回答したのは、6.1%であり、まだ認知度はあまり高くはないようです。

 

一方、妊娠経験者316名の回答では、職場でのマタハラの経験者は25.6%であり、連合が同じく調査したセクハラの経験者(女性)17.0%よりはるかに高い結果となっていることを指摘しています。

 

 

マタハラが起きる原因について

 1位 男性社員の妊娠出産への理解不足・協力不足 51.3%     

 2位 会社の支援制度設計や運用の徹底不足 27.2%     

 3位 女性社員の妊娠出産への理解不足 22.0%


 上記の結果からすると、マタハラ被害を防止するためには、男性社員の意識を高めることが必要であると言えるのかもしれません。また、企業も意識を高め支援できる体制づくりも必要になってきます。

 

 

連合「マタニティ・ハラスメント(マタハラ)に関する意識調査」

http://www.jtuc-rengo.or.jp/news/chousa/data/20130522.pdf


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