厚生労働省が、平成24年度「脳・心臓疾患と精神障害の労災補償状況」を公表しました。
これによると、精神障害に対する労災支給決定件数は、前年比150件増の475件となり、過去最高を更新しました(請求件数は、前年比15件マイナスの1,257件)。
業種別では、「製造業」が93件、
職種別では、「専門的・技術的職業従事者」が117件、
年齢別では、「30~39歳」が149件で最多となっております。
年々、こうした労災の件数が増加しております。そして、企業の安全配慮義務に対する民事訴訟につながる例も増加傾向にありますので、企業のリスク管理の為にも防止対策を徹底することが、今後、大事になってきます。
厚生労働省HP「平成24年度「脳・心臓疾患と精神障害の労災補償状況」まとめ」
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000034xn0.html
厚生労働省HP「職場におけるメンタルヘルス対策・過重労働対策・心身両面にわたる健康づくり」