平成25年「就労条件総合調査」の結果

 厚生労働省が、平成25年「就労条件総合調査」の結果を公表しました。

 

「就労条件総合調査」は、民間企業における就労条件の現状を明らかにすることを目的とし、調査対象は、常用労働者30人以上の民間企業で、平成25年1月1日現在の状況について1月に調査を行い、調査対象6,144企業のうち4,211企業から有効回答をもとに集計したものです。

 

調査結果のポイント

1 )年次有給休暇について

 年次有給休暇の付与日数は 18.3 日(前年 18.3 日)、そのうち労働者が取得した日数は 8.6 日(同 9.0 日)で、取得率は 47.1%(同 49.3%)。 

 

 年次有給休暇を時間単位で取得できる制度がある企業割合は 11.2%(同8.8%)。

 

2) 退職給付(一時金・年金)について 

 退職給付(一時金・年金)制度のある企業の割合は75.5%(平成20年83.9%)。

 

 退職給付制度のある企業のうち、退職一時金制度がある企業の割合が88.4%(同87.2%)、退職年金制度がある企業の割合が34.2%(同44.7%)。

(どちらも両制度併用を含む)

 

 勤続 35 年以上の定年退職者の退職給付額は、「大学卒(管理・事務・技術職)」が2,156 万円(同 2,491 万円)、「高校卒(管理・事務・技術職)」が 1,965 万円(同 2,238万円)。 

 

 

厚生労働省HP「平成25年就労条件総合調査結果の概況」

http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/jikan/syurou/13/index.html

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