厚生労働省は、パートなど非正規労働者を正社員に転換したり、正社員採用に向け若者らを試行的に契約社員などで雇用する制度を活用したりした企業に対する助成金を2014年度から拡充することとしました。
【拡充】
「キャリアアップ助成金」では、非正規労働者を正社員にした場合、現在は中小企業で1人当たり40万円を企業に助成していますが、これを50万円に増額など。
「トライアル雇用奨励金」では、フリーターやニートなどが対象だったが、就職先が決まらないまま学校を卒業した無職の若者や、育児のため仕事を辞めた人を雇った場合にも対象を広げる。
トライアル雇用は、3ヶ月間試行的に雇用した後、正社員採用するかどうかを企業が判断する仕組みで、1人当たり月4万円を助成。
【新設】
派遣社員として一定期間働いた後で正社員になれる「紹介予定派遣」を活用して企業が未就職の学卒者を採用した場合、人材派遣会社に支払う紹介料相当額(1人当たり10万円程度)を国が代わりに支払う。派遣会社には研修などの費用を助成する。
現在は、手続きなどの詳細は公表されておりませんので、分かり次第、お知らせいたします。
助成金についてのお問合わせは、「創夢パートナーズ」へお気軽にお問合わせください。