労働政策審議会にて、職場意識改善助成金の一部改正にかかる審議が行われ、厚生労働大臣に対して、妥当との答申が行われました。これにより、平成26年4月1日から職場意識改善助成金にテレワークコースが新設される方向となりました。
※テレワークとは
「tele = 離れた所」と「work = 働く」をあわせた造語で、情報通信技術を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方のことです。
働く場所によって、自宅利用型テレワーク(在宅勤務)、モバイルワーク、施設利用型テレワーク(サテライトオフィス勤務)の3つに分けられます。
妊娠・育児・介護などの理由や身体障害者など、または企画・総務・人事などの管理部門や研究・開発部門の人などに適した働き方です。
職場意識改善助成金テレワークコースの概要
【目的】
週1回以上終日在宅でテレワークを導入する企業に対して導入経費等の一部を助成
【助成対象】
テレワーク導入経費・テレワーク運用経費(事業実施計画期間中に限る)
導入のためのコンサルタント費用など
【基本助成】
導入経費の2分の1
【追加助成】
一定期間中(1月から6月の間で計画に定めた期間)にテレワーク実施対象労働者(事業実施計画に定めた者)の全員が少なくとも1回は終日の在宅就労を実施した場合であって、対象労働者を平均して終日在宅でテレワークを週1日以上実施した場合は、4分の1(合計4分の3)を追加助成
【上限額】
対象労働者(計画段階)1人あたり
基本助成分のみの場合4万円(1企業当たり100万円)
追加助成を受けた場合6万円(1企業あたり150万円)
手続き等、詳細はまだ公開されておりませんので、分かり次第ご紹介する予定です。
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