新入社員の特徴を毎年分析している公益財団法人日本生産性本部が先日2014年度のタイプを「自動ブレーキ型」と公表しました。
今年のタイプの特徴としては、「情報収集能力にたけ、頭の回転が速い」「高感度センサーで障害物を敏感に察知し、事故(困難な壁)を未然に回避する自動ブレーキをほうふつとさせる」。その反面「人を傷つけない安心感はあるが、どこか馬力不足」。
分析の背景として、昨年は「ブラック企業」問題が社会的関心を集めたこともあり、危ない企業を避けるために、就職先企業の情報収集に熱心にならざるを得ない部分があったのではとのこと。
自動ブレーキ装置は「完全」を保証する装置ではなく、使う人がその特性を十分に考慮し、上手に活用して初めて真価を発揮します。新入社員も同様に、先を読む能力を活かした指導、育成をすることによって、衝突を回避するだけではなく、適切に加速をしながら、どんな環境でも運転をしていくことができるようになるのではと分析。