悪質なブラック企業の新卒求人をハローワークが拒否できる制度の創設などを盛り込んだ青少年雇用促進法案が先日、参院本会議で可決されました。若者を使い捨てるように扱うブラック企業への対策を強化し、若者の就職や雇用継続の支援を図る狙いです。
【主な内容】
1)2016年3月から、残業代不払いなど違法行為を年間2回以上繰り返す企業などの新卒求人をハローワークでは受け付けない。不受理期間は、違法行為を是正するまでの間だけでなく、その後の半年間も含める方針
2)2016年3月から、全ての企業に対し離職率や残業実態など職場の情報提供を促す仕組みを導入。就職活動中の学生からの求めに応じ、情報を開示する。
3)2015年10月から、若者の定着率などが高い優良な企業を認定し、助成金を手厚くする制度を開始。
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